Vol.6 東京で働く旧友が、仙台に帰省して思い出したこと〜仕事、結婚、そして理想の暮らし方〜

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東京でガッツリ働く日々。でも、心のどこかに“自然のある暮らし”も追い求めていた

今回紹介するのは私の大学時代の友人 ケイさん。

大学時代、お互い海外に強い憧れがあり、外国人と交流するサークルで積極的に活動したり、語学留学でオーストラリアのゴールドコーストに留学していた。

ゴールドコースト ケイさんのInstagramより

よく授業終わりに仙台のカフェやバルでお酒を飲みながら、将来のことを熱く語っていた友人。

温厚な性格で真面目で、誰からも好かれていたケイだが、大学卒業後。就職で東京へ。 いま彼は、大手人材系の企業でプロジェクトリーダーとしてチームを率いている。

仕事は忙しいが、やりがいもある。

「任されることが増えて、責任は重いけどやっぱり面白いんだよね」

昨年秋には彼女と結婚。春には宮古島へ新婚旅行に出かけ、

「ウェディングフォトも撮ってさ。あの海、やばいくらいキレイだった」

ウェディングフォト ケイさんのInstagramより

日々の息抜きはカフェめぐり、サーフィン、旅行。また意外な言葉も聞けた。

「最近は、 彼女の影響でタイムレスにどハマりしてる(笑)。菊池風磨が好きでタイプロを見始めてさ、オーディションの過程も面白いけど、何よりビジネスの勉強になるよ。意外だけどマネジメント力の大切さとか理解できるよ(笑)」

1年ぶりの再会で、環境が180度変わった彼だが、真面目な一面は変わらずだった。

一見バリバリ働くシゴデキ男子。だけどその目の奥には、ちょっと違う景色が見えていた。


結婚を機に、未来の“暮らし方”を考えはじめた

「今の生活、満足してるよ。仕事もおもしろいし、彼女とも仲いいしね」 そう前置きしながら、彼は少しだけトーンを落としてこう続けた。

「でもさ、転職ちょっと考えてる。収入も上げたいし、将来のことを考えて、 AIとかSaasやHRテックの会社に行くのもアリかなって。自分の市場価値上げたいんだよね」

そして、話は“住む場所”へと広がっていく。

「住む場所って、東京じゃなくてもよくない? 平日はガッツリ働いて、 週末は自然の中でサーフィンとか旅行とかしてさ。理想はデュアルライフなんだよ」


「でも、完全に地方に移るのは……正直ムズい」

東京の生活はやっぱり便利。 仕事の選択肢も多いし、情報も人も集まる。結婚生活の基盤としても安定している。

「仙台と東京、どっちも好きなんだけど、どっちかに決めろって言われたら選べないんだよね」

彼が理想とするのは、週の半分を都会で、もう半分を自然のそばで。 そんな“いいとこ取り”の暮らし。でも今はまだ、現実的には難しい。

「理想は、世界中どこでもPCひとつで働ける社会。そしたら、 仙台とか、海の近くの湘南とか、地方の暮らしも全然アリだと思う」

「仙台の空気はうまいし、飯もうまい。今回の帰省で地元に帰って、彼女と行った定番の善次郎の牛タン屋、めちゃくちゃ喜んでた(笑)」

善次郎 牛タン定食


仙台という町が、これからの自分に問いかけてくる

今回の帰省では、奥さんを仙台に連れてきた。 実家に立ち寄り、旧友たちと会って、街の空気を吸って。

「やっぱ仙台って、いい町なんだよね」

自分を育ててくれた場所、素の自分に戻れる場所。 それはきっと、東京で忙しく生きる中で見失いかけていた“余白”を思い出させてくれる。

「今は東京で頑張る。だけど、いつかは……自然のそばで、 もっとゆっくりした時間を過ごすのも悪くないなって、最近ほんとに思う」

彼の中で、仕事と家庭だけでは語りきれない“暮らし”というテーマが、 少しずつ、静かに膨らんでいるようだった。

マサ阪本

まさ さかもと⚫︎仙台出身。大学卒業後、東京で広告業界で制作・営業を経験。現在はデジタルマーケティング領域で活動中。 東京で過ごす中で、人、物、情報の過多により疲労感が増し、自分らしさを失いかける。一方、地元仙台にある食や自然、温泉など“資産”と呼べる価値のありがたさを再発見し、仙台にUターン。人手不足や経営難で倒産しかける飲食店やレジャー施設、地域の祭りを目の当たりにし、地方の資産を守りたいとの思いから「Re meセンダイ」を運営中。

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